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【Python】Webアプリの公開方法

[ 記事の内容 ]

この記事では、下記の前回記事で作成したPythonCGIを使ったWebアプリケーションの公開方法を簡単に紹介します。公開場所としては「XREA」という無料のレンタルサーバーを使います。「XREA」を選んだ理由は、無料でPythonCGIを動かせるレンタルサーバーが「XREA」しか見当たらなかったからです。
edunity.hatenablog.com

[ 公開方法 ]

まず「XREA」で公開するにあたってHTACCESSファイルを作成する必要があります。作成するHTACCESSファイルの中身は下記のようにしてください。

.htaccessの中身

AddHandler cgi-script .py


HTACCESSファイル作成方法と注意事項

HTACCESSファイルは、テキストエディタ(Word等)で作成することができます。また、HTACCESSファイルを作成する時は下記の4つのルールを守る必要があります。
1 )ファイル名は「.htaccess」にする(拡張子無し)。
2 )文字コードは「UTF-8(BOM無し)」にする。
3 )改行コードは「LF」にする。
4 )文章の最後に必ず改行を入れる(改行は1行以上なら問題無し)。

詳しくは下記の記事を参考にしてください。
edunity.hatenablog.com
次に、HTACCESSファイルの作成が完了したら下記のリンクからXREAのサーバーをレンタルしてください。「XREA Free(無料プラン)」で大丈夫です。レンタル方法の説明は、下記のリンクにあるマニュアルを参考にしてください。
www.xrea.com
次に、無料サーバーをレンタルすることができたら下記の画像のように「XREA」にログインしてwebアプリケーションを公開したいサイトを「サイト設定」から選択します。
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次に、下の方にスクロールしていくと「net2ftp ファイルマネージャー」ボタンがあるので押します。
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押すと下記の画像のような画面になるので、「アップロード」ボタンから前回記事で作成した「index.html」をアップロードし、「ディレクトリ作成」ボタンから「cgi-bin」という名前のフォルダを作成します。
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下記の画像と同じような画面になると思います。
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次に、作成した「cgi-bin」ディレクトリに進み、前回記事で作成した「sample.py」と先ほど作成した「.htaccess」を同じようにアップロードします。アップロードすると下記の画像のような画面になると思います。
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最後に「属性変更」ボタンから「sample.py」の属性を下記の画像のように644から755に変更します。
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変更できたら先ほど「サイト設定」で選択したサイトのリンクを開いてみてください。開くと下記の画像と同じ画面になると思います。
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試しに4の5乗を計算してみます。「Base」と「Exponent」に4と5を入力して「Caluclate」ボタンを押してみてください。押した後に「The answer is 1024.」と出力されれば成功です。
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